展覧会概要


「美術と教育 全国リサーチプロジェクト」とは、全国の幼稚園から大学で、どんな美術教育が実施されているかをリサーチするプロジェクトです。 3年目となる今年度は、国内の事例にとどまらず、国外の事例や作品も含めて調査・発表します。 誰もが受けた経験のある美術教育。だからこそ「こんな授業を受けてみたい!」というタイトルにあるように、来場者自身が展覧会を通して美術教育を捉え直す機会となるはずです。 教育者の目線、学生の目線、アーティストの目線、そして、来場者の皆さまと一緒に再考する、美術教育の課題と可能性を探る展覧会です。皆さまのご来場をお待ちしています。



会場

東京藝術大学大学美術館本館地下2階展示室1,2

開館時間

10:00 〜 17:00
(入館は16:30まで)

休館日

月曜日
※ただし10月14日(月・祝)開館、10月15日(火)閉館

観覧料

無料

会期

2019年10月13日(日)~11月4日(月・祝)

※台風の影響により2019年10月14日(月)~11月4日(月・祝)となりました

主催

東京藝術大学美術学部

後援

文化庁

協力

東京藝大美術学部杜の会、岐阜県美術館

特別協賛

三菱地所






イベント



シンポジウム
芸術は、あらゆる学問とつながり社会を拓いていく

美術教育のあるべき姿を考えることは、美術と社会の関係性を考えることでもあります。このシンポジウムでは、登壇者それぞれの立場を踏まえ、これからの時代に必要な美術教育のビジョンを描きます。

※申込不要・参加費無料

日程

2020年1月29日(水)14:00〜
※このイベントは、昨年10月の台風で中止になった企画と同じものです
会場
東京藝術大学上野校地 美術学部絵画棟1F石膏室

登壇者
坪田 知広 (つぼたともひろ・文化庁 参事官)
文化庁参事官(芸術文化担当)。昭和44(1969)年生まれ。福井県出身。
平成4(1992)年文部省(現文部科学省)入省。私学部私学行政課の配属をスタートに、放送大学、生涯学習、国際交流、芸術文化など、幅広い分野を歩み、平成11(1999)年から2年間愛知県警察本部少年課長、平成17(2005)年から3年間三重県教育委員会次長(学校教育分野担当)。その後、文部科学省科学技術・学術政策局企画官、国土交通省観光庁室長、文部科学省文部科学広報官、社会教育課長、競技スポーツ課長、初等中等教育局児童生徒課長を歴任し、文部科学戦略官を経て平成30(2018)年10月から現職。現在はオペラ・バレエ・演劇・美術・映画・アニメ・漫画など芸術文化全般の振興、芸術教育の推進と、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会を契機として文化プログラムの中核事業として全国展開する「日本博」プロジェクトを担当。


岡田 猛(おかだ たけし・東京大学芸術創造連携研究機構 副機構長)
東京大学大学院教育学研究科教授(大学院学際情報学府兼担)。
専門は心理学,認知科学。創造的認知,特に芸術的創作プロセスや芸術家の熟達化,芸術表現の教育的支援等に関心がある。


一條 彰子(いちじょう あきこ・東京国立近代美術館 主任研究員)
東京国立近代美術館 主任研究員。東京藝術大学大学院(美術)修了。
1990年セゾン美術館勤務、1991年より小学生向けの鑑賞プログラム「あそびじゅつ」を開始。
1998年、東京国立近代美術館に教育普及担当学芸員として赴任。2006年より独立行政法人国立美術館本部の主任研究員を兼任、国立美術館全体で研修、教材開発に取り組む。
2008年、学習指導要領「図画工作」解説書執筆。
現在、対話鑑賞スキルを持つ解説ボランティア40人とともに、毎日の所蔵品ガイド、スクールプログラム、ビジネスセミナー、教員研修などを企画・実践している。


日比野 克彦 (ひびの かつひこ・東京藝術大学美術学部長)
東京藝術大学美術学部長・美術学部先端芸術表現科教授。
1984年東京藝術大学大学院修了。地域性を生かしたアート活動を展開。
「明後日新聞社 文化事業部/明後日朝顔」(2003~現在)「アジア代表」(2006年~現在)「瀬戸内海底探査船美術館」 (2010年~現在)「種は船航海プロジェクト」(2012年~現在)等。2014年より異なる背景を持った人たちの交流をはかるアートプログラム「TURN」を監修。


司会
中村 政人(なかむら まさと・東京藝術大学美術学部 教授)
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科教授。
アートを介してコミュニティと産業を繋げ、文化や社会を更新する都市創造のしくみをつくる社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表。平成22年度芸術選奨受賞。1997年よりアート活動集団「コマンドN」を主宰。全国で地域再生型アートプロジェクトを展開し、2010年、民設民営の文化施設「アーツ千代田 3331」を創設。現在、東京ビエンナーレを2020年からの開催を準備している。








ラウンドテーブル1
こんな授業をしたい!美術の先生に必要な、アイディア/知識/実現力

美術の授業は評価が難しい。でも、だからこそ、楽しい! 現場の先生方が持 っているたくさんのアイディアと、それを実現するための創意工夫を持ち寄り、いま、美術教育の現場は 何をすべきかをポジティブに議論します。

※申込不要・参加費無料

日程
11月2日(土) 14:00 - 16:00
会場
東京藝術大学大学美術館 本館地下2階 展示室1

登壇者
浅羽 聡美(あさば さとみ・アトリエ ル・マタン主宰)
造形作家。アトリエ ル・マタン主宰。これまで、幼児から高齢者まで,健常な方だけでなく,病気や障害,さまざまな問題を抱えた方たちと美術を通して関わりながら、ワークショップや人材育成、情報発信などを行う。近年は特に、保育園において生活、遊びと切り分けられない造形表現について実践研究している。新渡戸文化短期大学非常勤講師。

百瀬 剛(ももせ たけし・宝仙学園小学校 教諭)
東京学芸大学 教育学部 小学校教員養成課程 美術科(日本画研究室) 卒
東京学芸大学 大学院教育学研究科 美術教育専攻(日本画研究室) 卒
東京私立初等学校協会 元図工研究部主任
現在 宝仙学園小学校 図工専科(4~6年)・教務主任


松井 麻佐江(まつい まさえ・弘前大学教育学部附属特別支援学校 教諭)
1969年青森県黒石市生まれ。1993年弘前大学教育学部中学校教員養成課程美術科卒業。中学校で3年,肢体,病弱,知的と,特別支援学校で22年勤務。激務に負け,制作活動はお休み中。昨年度よりアウトプット展実行委員。2019年8月,富士登山九合五勺で断念。

小松 俊介(こまつ しゅんすけ・筑波大学附属高等学校 教諭)
1986年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程芸術専攻修了、博士(芸術学)。現在、筑波大学芸術系非常勤講師を兼任。 最近の活動/雨引の里と彫刻2019(茨城県桜川市)/個展(ギャラリーKINGYO)/うつろいの住処―絵画と彫刻の還る場所―(静岡県小山町)

藤崎 圭一郎(ふじさき けいいちろう・東京藝術大学美術学部 教授)
東京藝術大学美術学部デザイン科教授。デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1986年、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。同年、株式会社美術出版社に入社し、90年4月〜92年12月に『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。金沢美術工芸大学、法政大学などの講師を経て現職。ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」など。

司会
中村 政人(なかむら まさと・東京藝術大学美術学部 教授)
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科教授。
アートを介してコミュニティと産業を繋げ、文化や社会を更新する都市創造のしくみをつくる社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表。平成22年度芸術選奨受賞。1997年よりアート活動集団「コマンドN」を主宰。全国で地域再生型アートプロジェクトを展開し、2010年、民設民営の文化施設「アーツ千代田 3331」を創設。現在、東京ビエンナーレを2020年からの開催を準備している。








ラウンドテーブル2
いま、図工・美術でなにが学べるか?〜美術教育への期待〜

AIの時代が到来するいま。図工・美術で何を学べるか。美術教育に関わるアーティスト、教員、研究者が、次世代の美術教育のあり方について垣根を越えて議論します。

※申込不要・参加費無料

日程
11月4日(月・祝) 13:00 - 15:00
会場
東京藝術大学大学美術館 本館地下2階 展示室1

登壇者
石井 壽郎(いしい としお・東京学芸大学 教授)
2019年 Art Communication work shop (2000年〜) 2018年 MUNICH Creative Business Week, Design Schau in ANBD 2015年 うみだす教科の内容学(日本教大協 全国美術部門 特別課題検討委員会報告書) 2001年武蔵野大学保育学科を経て現職、教育をメディアととらえて活動中。

山成 美穂(やまなり みほ・鎌倉女子大学短期大学部初等教育学科 准教授)
アメリカ生まれ。東京芸術大学油画専攻卒業。同大学院美術教育専攻修了。美術博士。2003-2005までPOLA美術振興財団在外派遣研修員、DAADドイツ学術交流会奨学生として、2008-2009まで文化庁若手芸術家海外派遣研究員、ベルリン芸術大学客員研究員として、青少年に対する美術教育のリサーチのためにドイツに滞在。日独交流150周年日独友好賞受賞。

水島 尚喜(みずしま なおき・聖心女子大学文学部教育学科 教授)
日本美術教育研究会会長。ボローニャ大学客員教授。前美術科教育学会代表理事。元全国造形美術教育教員養成協議会会長。 学習指導要領「図画工作」「美術」作成協力者。「美育文化ポケット」「web ズッコファミリア 」にコラム連載中。 造形文化と子どもを架橋する筋道を構想中。

神野 真吾(じんの しんご・千葉大学教育学部美術科 准教授)
1993年東京藝術大学大学院修了、東京大学社会情報研究所(現情報学環)研究生を経て、1995年より山梨県立美術館学芸員として現代美術展の企画および教育事業を担当。2006年より現職。国立美術館の教育普及事業等に関する委員会委員、千葉アートネットワーク・プロジェクト代表。

木津 文哉(きづ ふみや・東京藝術大学美術学部 教授)
東京藝術大学美術学部教授・藝大アートプラザ所長。 静岡県浜松市出身。1985年 東京芸術大学美術学部美術研究科修士課程修了。独立美術協会所属。

中村 政人(なかむら まさと・東京藝術大学美術学部 教授)
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科教授。
アートを介してコミュニティと産業を繋げ、文化や社会を更新する都市創造のしくみをつくる社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表。平成22年度芸術選奨受賞。1997年よりアート活動集団「コマンドN」を主宰。全国で地域再生型アートプロジェクトを展開し、2010年、民設民営の文化施設「アーツ千代田 3331」を創設。現在、東京ビエンナーレを2020年からの開催を準備している。


司会
伊藤 達矢(いとう たつや・東京藝術大学美術学部 特任准教授)
東京都美術館と東京藝術大学が推進するとびらプロジェクトとMuseum Start あいうえではプロジェクトマネージャを務める。 東京藝術大学大学院修了(博士号取得)。専門は美術教育。アートプロジェクトのディレクションなど、多様な文化プログラムの企画立案に携わる。共著に『ミュージアムが社会を変える〜文化による新しいコミュニティ創り』(現代企画室)、『美術館と大学と市民がつくる ソーシャルデザインプロジェクト』(青幻舎)等。



交流会


キラキラっとアートプロジェクト 交流会

特別支援教育等の現場で美術教育に携わる方のための交流会です。 本展におけるキラキラっとアートプロジェクトの展示校による話題提供と、参加者同士の情報交換を予定しています。

日程
10月26日(土)13:00 - 15:00
会場
東京藝術大学上野校地美術学部 中央棟第1会議室

※事前申込み必要・参加無料
会場の定員に達し次第、締め切らせていただきます。



▶︎ 交流会のお申し込み



キラキラっとアートプロジェクトとは?



座談会


美術の時間はわたしにどんな影響を与えたか〜学生座談会〜

日程
10月27日(日) 14:00 - 16:00
会場
東京藝術大学大学美術館 本館地下2階 展示室1
登壇者
東京藝術大学美術学部 杜の会学生、他

※申込不要・参加費無料




公開授業


学校教育関係者を対象に、東京藝術大学の授業実践の見学を受け付けます。
公開授業は事前予約制となっております。

1.絵画科油画専攻(講師:田沼利規)

日程
10月17日(木) 10:00 - 12:00
内容

絵画科油画専攻の学部1、2年生を対象とした銅版画実習。
銅版への描画、腐蝕、刷りのレクチャーを、講師による実演を織り交ぜつつ行う。



2.絵画科日本画専攻(講師:手塚雄二)

日程
10月17日(木) 10:30 -11:30
内容

手塚雄二教授が退任展に伴い、日本画学生に向けた公開授業を行う。
本画に至るまでの素描や下図等の展示を通して、より良い作品にするための制作過程を学ぶ機会とする。


撮影:平間至


3.先端芸術表現科(講師:日比野克彦)

日程
10月18日(金) 9:00-12:10
内容

学部1年生のカリキュラムでは「工作・立体造形」「写真」「デザイン」「身体」「映像」「音楽」など様々な領域やメディアを学ぶ。今回は「映像・音楽」の講評会を公開する。



4.美術教育研究室(講師:木津文哉)

日程
10月29日(火) 14:00-16:00
内容

既存の作家に見られる創造の原点や作品が生み出される経緯を解説し、それらを視覚資料で確認することにより、作家における教養とは何か、あるいはその知識の広汎性について語る。



5.デザイン科(講師:藤崎圭一郎)

日程
10月31日(木) 9:30 - 12:30
内容

さまざまなデザイン領域に対応できるよう、理論、情報、機能の3つの領域の実技課題を行う。
この課題では、「川」を調べることで、自然と人間をとおして、デザインの基礎となる観察と表現を学ぶ。



6.保存修復油画研究室(講師:土屋裕子)

日程
10月31日(木) 14:00 - 14:50
内容

油彩画の保存修復技術を学ぶ。
肉眼と光学機器等を用いた修復前の観察結果をもとに、作品の修復仕様を作成し、それに基づいて作品の修復を進めていく。



7.工芸科染織研究室(講師:橋本圭也)

日程
10月23日(水) 10:00 - 12:00
内容

工芸科染織分野の学部2年生を対象とした染織技法演習Ⅰ-Ⅱ。
この演習では二重織の技法と表現を学ぶ。他学年の授業と合わせて研究室を公開する。




▶︎ 公開授業のお申し込み



※ 教室の定員に達し次第、締め切らせていただきます。
※ 会場は全て藝大上野校地を予定しております。詳細はお申し込み後にご案内いたします。
※ 授業の3日前をお申し込みの締め切りとさせていただきます。

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アクセス






東京藝術大学大学美術館
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8


JR上野公園(公園口)、東京メトロ千代田線 根津駅(1番出口)より徒歩10分

京成線上野駅(正面口)、東京メトロ日比谷線・銀座線 上野駅(7番出口)より徒歩15分

JR上野駅公園口から台東区循環バス「東西めぐりん」(東京芸大経由)で4分、
停留所「東京芸術大学」下車(30分間隔)

※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください









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展覧会チラシ